「参院選の政策を研究するー18歳選挙権時代の政治参加」

参議院選挙を迎えるにあたって、政党はどのような政策の実現を目指しているのだろうか。各政党の国会議員の先生方にご登壇賜り、演説をしていただくことで、新たに有権者となった大学生の皆さんとともに現代の政策的課題を考えます。

 

日本政治法律学会 第3回研究大会 政策演説会「参院選の政策を研究するー18歳選挙権時代の政治参加」

日時:6月2日(日)13:00~15:45

司会:白鳥 浩(法政大学)

討論:安達宜正(日本放送協会)

   伊藤恭彦(名古屋市立大学)

【自由民主党】三谷英弘先生

 

日本の将来が見えにくい今、何とか逃げ切れる世代とそうではない世代との見解の相違が強まっているように思います。未来に向かって頑張っている世代になればなるほど、政党に対する評価は非常にシビアです。何ができるのか、それともできないのか。約束を守るのか、言うだけなのか。そういうことをしっかりと判断頂き、その声をぜひ政治の世界に届けて頂きたい。新しい時代を創るのは、いつも若者です。自民党は、皆さまの意見を正面から受け止めて参ります。

【立憲民主党】落合貴之先生

 我が国はあらゆる分野で、「蛸壷型」「縦割り型」の弊害が指摘されてきました。その中で、政治学と法学の融合による新たなる知見の獲得を目指し日本政治法律学会を設立されましたことに敬意を表します。
 激動の世界の中で、日本の政治は、時代に対応することができていないばかりか、国民に進むべき方向性さえも示すことができておりません。是非、今後、様々な観点から、ご指導いただけましたら幸いです。

【公明党】三浦信祐先生

【日本共産党】山添拓先生

憲法の下、基本的人権と民主主義、平和主義の徹底・充実が求められる日本で、これと相反する政治が進められてきたのはなぜなのか。経済界やアメリカの利益を優先し国民一人ひとりの命とくらしが尊重されず、ウソとごまかし、私物化までまかり通る、民主政治の歪みはいよいよ深刻です。研究大会にご参加のみなさんが、日本の法と政治が抱えてきた課題を深く掘り下げ、現実政治を動かす力ともなってくださることを期待します。

【日本維新の会】足立康史先生

【社会民主党】福島瑞穂先生

大学の授業料が高い、奨学金をもらっている学生は半分もいて、平均して300万円の借金を抱えている。非正規雇用労働者は4割を超えている。とにかく、この世は住みにくい。この社会の生きずらさを基に、思いや考えを法制度に転化するのが政治です。新自由主義ではなく社会民主主義政策(不公平税制の是正、最低賃金を上げる、正社員化への促進、教育や社会保障制度の充実など)へと転換していきます。
未来を創るのは、あなたであり私であり、あなた達であり私達です。